いろいろとメリットが多い地上デジタル放送ですが、一人暮らしということに限ると、考えておかなくてはいけない点がいくつかあります。
まずは、対応しているアンテナがある、ということ。
そして、映像を映し出すテレビの問題です。
地上デジタル放送のウリである、高画質、これは確かにすばらしいものなのですが、同時にそれを生かすためのテレビにも、それなりのスペックが求められてきます。
スペースが限られている一人暮らしにとってみれば、32インチとか40インチとかの大きさはかなり場所をとることになります。
かといって14インチ、19インチくらいでは、正直、ハイビジョンの高画質を生かすことができません。
近い将来、本当に薄い壁掛け上のテレビでも登場すればいいのですが、それはまだまだ機能的にも値段的にも先のこととなりそうです。
それに、実際、地上デジタル放送自体も、地域によってはまだNHKしか観れないこともあり、そうそう、急ぐ必要はないといえるでしょう。
それでも地上デジタル放送を楽しみたいという人には、ワンセグをおすすめします。
ワンセグとはモバイル機器用の地上デジタル放送のことです。
ワンセグ対応の携帯電話は結構な人気があります。
このワンセグ、携帯だけでなく、パソコンでも観ることが可能です。
モバイル対応放送なので、画面は携帯サイズ、画質もよくはありませんが、パソコン上という特性を生かすことで、番組の録画、データの管理がとても楽になります。
パソコンのUSB接続で外付けできるワンセグチューナーなので、場所もとりません。
ノートパソコンなら、本当にロケーションフリーで、自宅、そして外出時、どこでもテレビをみることができるので、便利です。