ようやく、2008年6月11日に愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律案が可決されたとはいえ、現在はまだ何も法規制されていない状態のペットフード業界。
無添加で有名なところだとしても、無添加ゆえに、製造段階は安全でも、ショップの保管ががさつな状態でしたら品質は劣化してしまう訳で、名前や評判だけで決めてしまうのも危険です。
そうなるとメーカーやショップが「私たちのところは安全です」といくら謳っていても、いったい何が本当なのかわからない疑心暗鬼な気持ちになってしまいます。
ファミリーの一員として、犬を愛すれば愛するほど、ペットフード業界の内情には怒りを覚えたくなります。
外食やコンビニ弁当だけで子供を育てたい、と思う親御さんがいないように、愛するペットにだって、ちゃんとした食事を食べさせてあげたいものです。
感情や意志の疎通ができるとはいえ、犬は人間とは別の種です。
タマネギを食べさせてはいけない禁忌事項をはじめとして、塩分過剰にならないようにしたり、必要十分な動物性たんぱく質をとれるように配慮してあげなくてはあげません。
確かに面倒ではあります。
ですが、食事をあげるというのは、一番の愛情表現でもあります。
ペットは食事をくれる人に一番なついてしまうものです。
それに、本当に面倒なときは、無理せず、既製品のドッグフードをあげればいいのです。
一食一食を完全なバランスであげるのではなく、一週間単位でバランスがとれていればそれでオーケーです。
